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有限会社 宮原窯業(みやはらようぎょう)

ココが知りたかったQ&A

「瓦の隙間を放って置くと大変な事になりますよ!」ってどうなるんでしょうか?

単に「大変な事になりますよ!」と言われても実際にどうなるのか分らないと、疑いたくなりますよね。

「瓦の隙間」と言っても様々で、騒ぎにするほども無い隙間から 後から本当に雨漏りにつながる隙間までたくさんあります。

ここではご自身でおおよその診断が出来る「瓦の隙間」をいくつかご紹介します。


【写真1】

こちらは台風等の強い風による瓦の浮きです。 瓦が少しズレてきれいにかみ合わずに浮いているんです。 少しの浮きでは、雨漏りに直結する事はほとんどありませんがズレがひどい時は、激しい漏り方をする特徴があります。

対処方法としては、瓦のかみ合わせを直してやるだけで元に戻ります。

一度でも瓦が浮いた箇所は、強風などで浮きやすいので瓦止め工事をすると以後心配がなくなりますよ。


【写真2】

棟の下の平瓦にかなり隙間が開いています。 これは本来は瓦の下にある高さ調整の為に入れていた木材がシッカリと固定されていない事が原因で外れてしまい 落ち込んでしまった瓦の隙間です。対処方法は一度棟部を撤去して高さ調整の木材を再施工するほかありません。


【写真3】

【写真4】

どちらの写真も焼瓦に起こる「ネジレ」によるものです。 こちらもこの程度の隙間なら雨漏りする事はありません。 対処方法は「瓦のネジレ」の組み合わせを変える方法と、少しグラインダー等で削るとある程度解消する事が出来ます。


【写真5】

この隙間は隅棟部の荷重に耐え切れずに、天秤と同じように荷重のかかった反対が浮き上がり出来た隙間なんです。隅棟を施工する前にシッカリと平瓦の下に浮きあがり防止策をとっていると起こりにくい現象です。

雨漏りに直結することはほとんどありませんが《飛び込み業者》の突っ込むポイントの一つなんです。こちらも一度棟を撤去しないと直せない隙間です。


【写真6】

この「瓦の隙間」は危険です!脅かす訳ではありませんが、早めの対処が必要な「瓦の隙間」です。こちらはじきに雨漏りが発生する恐れがあります。


【写真7】

前の写真が酷くなったらこの様になっていくんです。これは下地の屋根板が腐食して垂れ下がっているんです。と同時に瓦の自重でさらに天井へ落ちそうになっています。対処方法は瓦を撤去して屋根板を新しくするほかありません。

もしこの様な「瓦の隙間」を発見したら屋根に上らないでください!「屋根板ごと落下した」なんて事にもなりかねませんから。

いずれにしても『瓦の隙間を放って置くと大変な事になりますよ』と言い、詳しく説明してくれない様でしたら是非セカンドオピニオンを受けましょう(^^)/

数社から屋根診断を受けて、答えが同じ様でしたら少し安心できますよね。
弊社も無償での屋根相談や無料点検を実施しておりますので是非お気軽にご相談ください。的確なアドバイスをさせて頂きます。

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