増築した外壁の接合部から雨漏れしているそうですが、何が悪かったのでしょうか?
見た感じ綺麗に仕上がっているのに雨漏りがするって信じられませんよね。
増築工事が綺麗に終わっても雨漏りしたら元も子もありません。
弊社もなるべく外壁を切らなくて瓦を納めたいのですが、どうしても壁をカットしなければならない事があります。
この様な時は弊社の方で切断させて頂きます。なぜならカットの仕方で雨漏りを起こしやすくなることがあるからです。
【写真1】
外壁をカットする時は、下から上にグラインダーの刃を斜めに傾けて切断します。
そうすれば外壁を補修した後も雨が叩きつけても水は素直に下へ流れようとします。外壁の継ぎ目を下から上に逆流して漏れる事はありません。
しかし外壁のカットを上から下もしくは水平にグラインダーの刃をいれて切断、それから補修すると、雨水が叩きつけたらどうなるでしょう!?
そうです!中へ中へと侵入しようとしますよね。
外壁の接合部からの雨漏れはこの様な現象が起きている事が多いようです。
他にもアルミサッシ周りの防水紙を断裂しているなど様々な要因を考える事が出来ます。
増築工事で壁を扱う場合は細心の注意を払って施工に望んで欲しいものですね。
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