鬼瓦が落ちてきてビックリしてます。固定されてなかったのでしょうか?
『鬼瓦が落ちてきた』とご相談を受けた事は実際にあります。
大きい鬼瓦が落ちてきたらビックリしますよね。鬼瓦って結構大事な役割をしているんです。
しかしその事をあまり考えずに施工されていた職人さんが以前はいたことは事実です。
なぜなら葺き替え工事でお世話になった屋根で、瓦を撤去していても鬼瓦をしっかり止めていない事が多いんです。
棟瓦で水平に施工されてある鬼瓦が落ちる事はあまりありません。
ただし斜めや勾配で施工されている棟の鬼瓦はかなり重要な役割があります。
棟瓦の荷重を鬼瓦で支えているんです。もちろん総てではありません。
そうそう大きな地震がきた時によく見受けられますよね。棟瓦が前に飛び出して落ちたりズレたりしています。
この事から鬼瓦の固定が如何に大事なのかを弊社もかなり考えさせられました。
手抜き工事と思われる、鬼瓦固定方をいくつかご紹介します。
・鬼瓦をセメントだけで固定している。
・ビニール紐で引っ張っている。(もちろんボロボロです)
・銅線を鬼瓦に結び反対側は棟の土に埋め込んでいるだけ。
他にも無茶苦茶なことがたくさんあります。 お客様から見えないからと言って手抜きにも程があります。
私達はもし災害が起きて周りの家の屋根が崩れても、『うちは大丈夫だったよ!』の声が聞きたいから、一切手抜きナシで一生懸命お仕事させていただいています。
もし屋根にご不安などが、ございましたらどうぞお気軽にご相談ください。
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