凍害の場合、瓦は全て換えないといけないのでしょうか?
「雨漏りがするので、業者の方に来て頂いたら、『もう凍害がおきて瓦がダメ 全部新しい瓦に変えないと』と言われたのですが、本当に全部かえる必要があるのでしょうか?』
というご相談です。
いきなり全部交換なんて言われると驚きますよね。
凍害で瓦が劣化する事は確かに雨漏り事例でもよくあります。
しかし 『凍害』だからと言って、必ずしも全部交換というわけではありません。
私達は凍害の起きている瓦屋根の調査の場合、所々を10枚づつ縦にめくってみてその割合を見せて頂きます。
例えば10枚中3枚凍害 また別の箇所を10枚中5枚凍害と、めくって見てその平均値を割り出し、「○○さまの屋根瓦は全体の30%程度凍害事例が起きています。」などとお答えさせて頂いております。
弊社では凍害の30%未満は瓦一部交換をお勧めしており、凍害50パーセントまでは瓦一部交換または全部交換の両方を提案し、凍害50パーセントを超える様であるなら全部交換をお勧めしております。
上記の例はすべてではありません。
屋根の向き(東西南北)・屋根の形状(切妻・寄棟・入母屋)でも、
変わってきます。
『凍害だからもうダメ!』と言われてご不安であれば、私達 全国の瓦工事業連盟より認定を頂いた【屋根診断士】が、お客様の大切な屋根をキッチリ診断させて頂きます。
お客様の声に耳を傾け少しでもお役にたてるよう頑張ります。
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