ココが知りたかったQ&A
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瓦止め工事はどの様にするのですか?
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「瓦止め工事」という言葉を聞いた事はあるかも知れませんが
工事内容が分かりにくく不安ですよね瓦止め工事は「ボンド止め」や「金具止め」などの
施工法があります。【写真1】
こちらが瓦に「ボンド止め」を施工したものです。
ここで大事なポイントがあります。
それは瓦の重なり部分全体を「施工しない」という事なんです。
簡単でしょ!なぜかと言うと水の逃げ道を確保してあげるんです。
重なり部分を全部ボンド止めすると水が入らない様に
思いますよね。でもそれ間違いです!
屋根に瓦を何百枚何千枚と重ねて葺き上げるのですが
どこからか水が浸入してしまうんです。【写真2】
そうそう「ボンド止め」は必ず「ヘラ」という道具で
撫でて仕上げて下さいね。接着力が違います。
【写真3】
こちらは平部分の端にある瓦を「金具」を使い釘やビスで
破風板(はふいた)や垂木(たるき)に固定する工法です。端の瓦を袖瓦(そでかわら)と言いますが、その大きさにより
金具の長さが用意されているんです。この「金具止め」は残念ながら大きな台風などが直撃すると
金具止めしていない反対側からめくれてしまいます。「金具止め」する場合は「ボンド止め」と併用すると効果を
発揮しますよ。【写真4】
こちらが軒先の瓦を固定する「瓦止め」です。
パッキン付きのステンレスビスで固定する施工法で
軒先だけでなく袖瓦にも有効なんですよ。以上の様に「瓦止め工事」にもいろんな工法があるんです。
ちなみに金具や釘それからビスなどは必ずステンレスなどの
錆びにくいものを使いましょう。鉄材などを使うと、錆びて膨張する事により瓦が破損する事も
ありますから注意して下さいね。