コロニアルとスレートの違いを教えてください
コロニアルの事を「スレート」と言う方もいてどっちが本当なの?と思いますよね。
どちらも間違いではないんですよ。そもそも「スレート」は石の板の事なんです。 住宅によく使うコロニアルも工場等でよく使うスレートも呼称が「スレート」と呼ぶので混同して言うのだと思います。
【写真1】
こちらがコロニアルです。 正式名称は「彩色(さいしょく)化粧スレート」と呼び、設計図書などを見るとちゃんと記入されているのもあります。
【写真2】
一方よく工場の屋根や外壁に見られる波々のものが「波型スレート」と呼ぶんです。
コロニアルはそもそも「クボタ」が出した化粧スレートで、全国で普及した為に皆さん彩色化粧スレートを略してコロニアルと呼ぶようになりました。多くの地域で「コロニアル」と言えば戸建住宅に多く用いられている屋根材をさします。かたや「スレート」と言うと工場や倉庫などによく見られる物をさすように最近ではなっています。
【写真3】
そうそうこれもスレートと呼ばれているんですよ。
少し前までは「厚型スレート」などと言っていましたが、最近では大きなくくりで「セメント瓦」と呼ばれる事が多くなっています。
もしお客さまへ工事の方が「スレートを葺きます」と言われた場合はしっかりと確認されると良いですね。
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