瓦を市販のコーキングで留めたいのですが注意点を教えて下さい。
ご自分で瓦をコーキングされるんですね。了解です。
失敗しないためにここでは、『絶対にしてはいけないコーキング施工』の重要な2つをお教え致します。
■一つ目
【写真1】
こちらは谷部に葺いてある瓦をコーキングで留めてある写真です。 まずここを注意しましょう。
【写真2】
ご覧ください!
隙間が広いからと言ってかなり多めにコーキングを注入したようです。『絶対にしてはいけないコーキング施工』ですね。本来は水が流れる部分にコーキングがある為、水路が変わってしまい雨漏りを引き起こしやすくなっています。
■二つ目
【写真3】
こちらは以前雨漏りがあったこともあり全面を留めてしまった様です。まずここを注意しましょう。瓦は頑丈に留まっているかも知れませんがこの施工は一度侵入した雨水が抜けにくくなります。こちらも『絶対にしてはいけないコーキング施工』です。 以上、この2つの施工は絶対にしないでください。
【写真4】
コーキング等で留める場合は表面だけが望ましいです。隙間があいていると、ついつい多めにコーキングをしたくなりますが雨漏りの誘因になりかねません。
適宜な量を適切な施工で瓦止め工事をするように心がけましょう。
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