『漆喰を塗りましょう』と勧められましたが本当に必要なのでしょうか?
本当に漆喰を塗る必要があるのか判断が難しいですよね。例えば次の様な事があれば、漆喰を塗った方がいい場合もあります。
棟瓦(屋根の頂上部分)の土台にあたる漆喰やセメント(三日月の様な形)が剥がれ落ちたり、鬼瓦の回りに塗ってあった漆喰やセメントが取れてしまった様な場合。
しかし漆喰やセメントが剥がれた原因にも、地震災害や台風の影響、また雨漏れによる場合などといろいろとあります。
それによって屋根修理方法も変わるため、とにかく漆喰を塗れば良いというものではありません。
漆喰を塗るかどうかの判断は、大体このようなケースに分類されるでしょう。
・棟瓦はしっかりとしているが三日月型の漆喰やセメントだけが剥がれた場合はその修理だけで良いでしょう。
・棟瓦が台風などで動いて漆喰やセメントが剥がれ落ちている場合は棟を取り替える修理をすることをお勧めします。
・雨漏りにより漆喰やセメントが剥がれたのであるならば雨漏りの治療をしてからメンドの補修をされる事が望ましいです。
漆喰やセメントが剥がれたからすぐに漆喰補修をするという安易な考えは、のちに大変な結果をもたらす事もあります。
私共もいろいろな災害を目の当たりにして、それぞれの被害状況に合わせてその都度、最善の方法を提案、施工させて頂きました。
もし屋根について疑問や不安な事があれば、いろいろなご提案が出来ますのでどうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
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