■今回の施工事例
今回は化粧スレートから陶器瓦への葺き替え工事の事例です。お客様ご自身で屋根を塗装されていたそうですが、塗装が剥がれて、もう一度塗装するか屋根替えするか悩まれて、今回は葺き替え工事を選択されました。
【施工前】
ナショナル電工のフルベスト24という瓦が葺かれていました。「アスベスト(石綿)も含有しているんですよ」とお伝えすると驚かれていました。
【施工後】
家の構造が瓦の荷重に耐えうる強度がありましたので、今後塗装を必要としない陶器瓦をお勧めさせて頂きました。
1. それでは棟板金から撤去して作業開始です!やはり近くで見ると表面塗装が剥げています。また塗料が瓦の隙間を埋めてしまい、いつ雨漏りしても おかしくない状態でした。
2. 防水紙を張るまではコロニアル等と一緒ですが、和瓦は横向きに木材を打ち、引っ掛けて釘留めしながら葺きます。 そうそう屋根板の強度をます為に杉材の12mm板を防水紙の下に張っているんですよ。
3. スレート等は屋根板に直張りするので厚みがありません。しかし瓦は厚みがあり高さが上がってくる為に壁を200mm程カットしないと陶器瓦が納まりません。
4. 陶器瓦を葺いて壁際にある水切板金を納めてから壁を補修すると壁際施工の完了です!
5. もともと洋風のスレート屋根だったので、陶器瓦の和形に変えましたが、棟は大きな丸瓦だけで納めて少しモダンに仕上げております。
もちろん強力棟仕様でとっても頑丈なんですよ。
陶器瓦へ交換された事でメンテナンス費用をほとんど必要しません。ガッチリと仕上げておりますのでご安心ください。
お世話になりました。定期的に点検させて頂きますのでその節は宜しくお願い致します。ありがとうございました。
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