■今回の施工事例
今回は瓦の浮きやズレを改善また補強をする瓦止め工事の事例です。
【施工前】
屋根瓦に釘留めされていなかったことによるズレがかなりあり、また台風や突風による瓦の浮きも3か所ほどありました。
【施工後】
瓦の通りや浮きを改善してボンド止め補強工事を行いました。
1. 以前台風で瓦が飛散して差し替え補修をされたそうです。色の違う瓦が混ざっているのがよく分かります。平瓦の通り(縦や横の並び)が強風や地震の影響でしょう。かなり曲がっていました。
2. まず通り(縦や横の並び)を綺麗に補正します。後から差し替えられた瓦は形状が若干異なる為に馴染む程度で補正を止めておくことが大事です。無理にまっすぐにしようとすると、返って大きな隙間を作る原因にもなるからです。
3. こちらは瓦が強風などにより浮いてしまった状態です。
4. 元通りに瓦を葺き直します。あっ もちろん釘止めして直しております。
5. ボンド止めの様子です。ここでポイント!!ボンド止めの場合はこの様にL型に施工します。すべて塗ってしまうと雨漏りの原因になりますから注意が必要です。これで瓦の改善・補強工事は終了です。
これからは台風や突風が吹いてもズレたり浮いたりしません。ガッチリ瓦止めしておりますからご安心ください。有難うございました。
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