■今回の施工事例
今回は瓦のズレや隙間を補整・補強する為の改修工事の事例です。
工務店様より一度屋根を見て診断してほしいと依頼を受けて伺いました。 何やらよくよく話を聞くと飛び込みで来た業者が このままでは危険だから 瓦工事しないとダメだと言われたそうです。 一人暮らしのおばあちゃんは不安になりいつもお願いしている工務店さんへお話を持っていったそうです。
【施工前】
瓦の隙間を指摘して不安をあおってきたそうです。しかしこのぐらいの隙間では屋根が崩れたり早々に雨漏りする事はありません。(強風時は多少の雨風がはいりますが)
【施工後】
一度 瓦を撤去してから正常の状態に納め直しました。もちろん耐震施工です。
1. 飛び込み業者がこの面の写真を撮り「瓦がズレているでしょう!そして隙間も開いてますよね。早く瓦を補強しないと危ない」
と言って高額な見積りを持って来たそうです。
最初にお施主様に現在雨漏りが無いかをお聞きしましたら「ありません」との事でした。
屋根を見て多少は工事の荒っぽさが伺えますが、そこまで急を要する事は無いと診断しました。
2. 確かに瓦のズレが若干ありますが、これは葺き上げた当初の施工に問題があったみたいです。瓦を引っかける桟木(さんぎ)を少しゆっくり葺けるぐらいに留めつけてある為、瓦が少し暴れているのが原因です。
3. 瓦の通りを補整してラバーセメントで固定致しました。屋根は1階で風当たりもそこまで無いようなので
屋根面積の1/2程度を固定致しました。
これでもう瓦がズレる事はありません。
もちろん指摘された隙間も改修して解消しております。ご安心ください!
ちなみに、工事費用は飛び込み業者の1/3程度で可能でした。お施主様も大変喜んでおられました。
いつの時代も悪質な業者はいるものですが
今回は特に酷かったですね。
私どもはそういった悪質業者を排除して屋根業界を健全な方向へ向かわせたいと願っております。
もし見積もりなどにご不安を感じたらいつでもお気軽にご相談ください。
適正な価格なのかアドバイスさせて頂きます。
Copyright © 有限会社 宮原窯業. All Rights Reserved.