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■今回の施工事例
今回は増改築が引き起こした雨漏り補修工事の事例です。
施主様は２年ほど前に現在の家を購入されたそうです。 最初は小さなシミが天井にあったらしいのですが、次第にシミが広がり雨漏りも激しくなった為に弊社へご依頼されました。

【施工前】
特に変わった様子はありませんが、 施主様がおっしゃるには「風向きにもよりますが少しの雨でも漏ります」とのことでした。

【施工後】
谷板金を入れ替えて、 瓦も水路を考慮しながら復旧して施工完了です

1.　着工する前に施主様の立会いのもと流水実験をさせて頂き ある程度のめぼしをつけてからの工事開始でした。
まず瓦だけを撤去してみました。 周りに木々が多いので葉っぱが結構入り込んでいますね。

2.　瓦を引っかける木材と葉っぱを除去して確信しました。防水紙に水が流れた跡がない事と 右端の板金部分がかなり濡れていました。このことから谷板金の交換と右端部の瓦の納め方に 注意しながら施工する事で雨漏りは止まります。

3.　防水紙の張替と谷板金を新しくしました。もちろん谷板金も実験時にＬ字に曲がったところで 雨漏りが起きていましたから交換に踏み切りました。

4.　板金の上に黒いクッション材みたいなのがわかりますか？ これ逆流防止と瓦の安定を保つとっても便利な屋根材なんです。

右端部の瓦も以前よりは短く納めています。なぜかと言うと水が勢いよく流れてきても 壁に当たらない様に早めに谷板金に落とすためです。これで雨漏りは完全に止まります。
後日確認にお伺いしましたら 「止まったみたいです」と嬉しいお言葉を頂戴いたしました。これからもお客様の役に立てる様に頑張ります。 ありがとうございました。