■今回の施工事例
今回は家の周りにある塀に瓦をのせた事例です。
【施工前】
白い塀に雨が流れて出来た縦じまのシミがとても嫌だったそうです。
【施工後】
一番上に塗られていたモルタルを撤去してから 塀の幅より
少し大きめの瓦をのせてシミが流れない様に施工しました。
1. 施工する前に瓦を一度のせて検討しています。塀の一番上にあるモルタルを撤去して施工しないと 雨シミが解消しそうにありません。最上部のモルタルを撤去してから作業開始です。
2. モルタルを撤去したらちょうど良い瓦の出寸法になりました。土台の塀に人工で出来た木材をビス止めしてその上に瓦をのせて ご希望通り「ビス止め施工」致しました。 普通の木材を使うとすぐに腐食してボロボロになるので人工木(じんこうもく)を使用しました。 これで腐る事がなく安心ですね。
3. 完成でーす。塀がまっすぐに通っていなかったので、瓦の下端(したば)の線を綺麗に見せる事が以外に大変でした。
これを放っておくと下地の木材まで腐食が始まり、白蟻などを呼び寄せる事もあります。怖いですよね。
ちなみにこの瓦は塀だけでなく屋根にもよく使うんです。
名前は丸桟雁振(まるさんがんぶり)と言います。これで美しい白い塀に雨シミがすぐに付く事はありません。ご安心ください。
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