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有限会社 宮原窯業(みやはらようぎょう)

新着施行情報
-棟瓦補修工事 太宰府市 八幡様邸-

■今回の施工事例
今回は戸建ての雨漏り補修工事の事例です。
まずいつもの様に雨漏りしている部屋内を見せて頂きました。それから問診です。
・いつ頃から
・どの様な雨の降り方の時に
・どんな感じで雨漏りしますか?
と3つのご質問をさせて頂いてから、屋根に上がらせてもらいました。


【施工前】
以前別業者が行った施行でべったりとセメントが塗ってあります。 これでも雨漏りが止まればよいのですが、根本的な施行がなされていなかったため雨漏りが止まらず、今回改めて弊社にご依頼を受けました。


【施工後】
原因のある箇所を一度解体し、奥まできちんと瓦を入れて落ちない様に銅線でしっかりと結びました。丈夫で見た目もきれいになりました。

施工の流れ

1. 一見 何も異常がない段違い平行棒みたいな棟瓦がありますよね。実はここの棟瓦と棟瓦の継ぎ目で不具合が起きる事が結構多いんです。ほとんど施工不良が原因ですが・・・。


2. 私達が施工させて頂く前に2社程修理に入ったそうです。でも根本的な原因を修理していないみたいですね。
まぁ 塗るは塗るはセメントをべったりと、ビックリしますね!
さぁ 修理を始めます。


3. ほらっ やっぱり奥まで瓦がしっかりと入っていません。
あっ、分かりにくいですよね。


4. ココです!この下にあるはずの瓦を切って施工しています。施工した職人さんは『隠れるからいいや』とでも思ったのでしょうか?
ココとても大事な箇所の一つなんですが・・・


5. 雨漏りの跡、発見です!棟瓦の中に使用いている土が下へと流れていますね。


6. 今回は平瓦を奥までしっかり納めます。これで上から流れてきた水も、今回入れ直した瓦がすくい取ってくれるので一安心です。


7. 一度外していた平瓦を雨水の流れを考えながら元に戻します。ただ戻すだけでは同じ事の繰り返しになりますから、知識と経験がここでは活かされます。


8. それでは棟瓦を復旧していきます。残しておいた棟と補修する棟がまっすぐ綺麗になる様に 注意しながら施工します。

9. 完成です! 今回は棟瓦の端にセメントを塗りつけずに瓦でフタをしています。あっ、もちろん銅線でシッカリ落ちない様に結んでおります。これで将来セメントが剥がれ落ちる心配はありません。もう大丈夫ですよ。 ご安心ください。
ただ雨漏りするからと言って、セメントやシリコンだけで補修して止まれば良いのですが、やっぱり原因を見つけて治療を施す。これにつきますね。


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