瓦と銅板の重なりに穴が開いています。何か良い修理方法ありますか?
銅板に穴が開いたからと言って銅板を修理してもまた同じように穴が開きそうで不安ですよね。 何かもっと良い修理方法があるのではと思いますよね。
いま銅板に穴が開いてしまうので、ステンレス材やガルバニウム剛板に変えたりしているのが多いんです。
しかしステンレスも瓦との重なり部分に変色が起こり劣化しているのがハッキリわかります。ガルバニウム剛板は《アルミと鉄》を混ぜ合わせて作った板金ですので将来サビが発生します。
今、弊社がお薦めしているのは、銅板部分を撤去して 軒先まで瓦を葺いてしまう工法です。
【写真1】
銅板と瓦の重なり部分に穴が開いて雨漏りが発生しておりました。この軒先部分の銅板を撤去して瓦を葺くんです。
【写真2】
両サイドの銅板はほとんど腐食していないので瓦を延長する部分の銅板を撤去した状態です。あっ、もちろん屋根板の悪い部分は取り換えますよ(^_^;)
【写真3】
これで『板金に穴が開くのでは』と心配する必要がなくなります!
屋根にこだわりがあり、どうしても板金屋根を残す場合はステンレスに交換をするしかありません。ただしステンレスも表面に塗膜がある「カラーステンレス」を使用しましょう。塗膜の無い素地のままのステンレスも穴が開く事例が瓦組合等にあがってきております。
家の造りもそれぞれ違いますので、業者さんとよく相談されてどの修理方法が一番良いのかを詳しくお聞きになると良いですよ(^^)
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