屋根に付けた天窓から雨漏りして困っています。
最近多いんですよ。天窓(てんまど)からの雨漏り。
天窓またはトップライトなどと言いますが、この窓は採光が取れなくて暗い部屋などに付けるとかなり明るくて本当に良いですよね。
しかしこの天窓に雨漏りが多発しているのは事実です。雨漏りの要因として大きく3つあります。
①天窓自体の構造上問題による雨漏り
②天窓取付時の施工不良による雨漏り
③天窓周りの水切り板金劣化による雨漏り
一昔前は天窓・トップライトが出始めてばかりで構造上の問題があり、随分改良がされてきており現在は構造による雨漏りは激減しました。
天窓取付時の施工不良もメーカーの指示通り工事を行えば問題ありません。
最近 一番問題になっているのは③番目に挙げている、「天窓周りの水切り板金が劣化して起きる雨漏り」が多いんです。
そうそう、実際に劣化して雨漏りした事例写真がありますのでご覧ください。
パッと見ると分りませんよね。
天窓の一番下に板金を瓦に馴染ませて付けてる鉛の様な板がわかります!?
この馴染ませている接合部分にかなり問題が発生しています。
少し分りづらいと思いますが、中央部分に小さい穴が開いているんです。
ちなみに雨漏りする時って裁縫に使う針ぐらいの穴でも開くと結構雨漏りがひどいんですよ。
穴が開いている箇所の瓦を剥いで見ると水が流れている痕跡がありますね。
こちらのお客様は応急処置としてシリコンで仮補修を施しました。
後日雨漏りが止まった事を確認して水切り板金を新しく交換してバッチリ修理が完了しました。
この穴が開く現象の要因をサッシメーカーにお伺いすると《酸性雨》や《瓦の塗料》とも言われていますが、まだ明らかになっていないんです。
もし天窓の雨漏りでお困りでしたら、弊社は屋根の知識や技術に詳しい“かわらぶき1級技能士”が無償にて点検や診断をさせて頂いております。
どうぞお気軽にご相談ください。
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